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で?九一も三津につきまとってんの?」

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で?九一も三津につきまとってんの?」

で?九一も三津につきまとってんの?」

 

 

「いや?お前がそうやって苛ついて三津さんが困るなら俺は部屋に戻るよ。」

 

 

入江はまたねと三津に微笑んであっさりと自室へ下がった。

 

 

「悪い,困らすつもりはなかった。https://www.easycorp.com.hk/zh/bank-account それより晋作と話し合うってかなり時間の無駄だけど?」

 

 

「三津さんが話したいって言っちょる。無駄かどうかは話してから三津さんが判断するそ。お前が決めつけんな。」

 

 

今度は吉田と高杉が睨み合ってしまい三津は間でおどおどした。

 

 

『ちゃう!おどおどしてる場合ちゃう!』

 

 

今日来た理由を思い出して自分を奮い立たせた。

 

 

「高杉さん!私に触らないって約束でお話してくれますか!?」

 

 

「おう。俺も話したかったけぇ。勿論二人やろ?ちゃんと約束は守る。」

 

 

高杉は吉田の様子を窺い,吉田は三津の様子を窺う。

三津は気合の現れとしてぐっと拳を握った。

 

 

「二人で!臨むところです!」

 

 

「だから何で喧嘩腰なん?まぁええわ。縁側で茶でも飲みながら話そうや。」

 

 

高杉はゆらりと立ち上がるとお茶頼んだぞと三津の肩を叩いて縁側へ向かおうとした。

 

 

「あ!触った!」

 

 

「今のはええやろ!早よ淹れてこいや!」

 

 

高杉に吠えられて三津は怖ーい!とおどけながら台所へ走った。

その様子に吉田から溜息が漏れた。

 

 

「本当に不安しかないんだけど……。まぁいいよ。俺はまた別に気になる事が出来たから。」

 

 

変な気起こすなよとだけ言い残して吉田も立ち去った。

 

 

その足で向かったのは入江の部屋。吉田の訪問に読んでいた本を置く。

 

 

「どした?三津さんに付いてなくていいのか?」

 

 

せっかく三津の隣を譲ったのにと不思議そうな顔をした。

 

 

「九一は三津をどうしたいの?」

 

 

「何だよその質問。」

 

 

何が聞きたいんだよと鼻で笑った。何が聞きたいか分かってる癖にそんな態度の入江に吉田は少し苛立ちを見せた。

 

 

「ごめん,そんな怖い顔すんなよ。俺はただ三津さんを甘やかしたいだけ。玄瑞みたいに兄になりたい訳でもないし,お前みたいに全てを欲しい訳でもない。」

 

 

「じゃあ何で甘やかすんだよ。」

 

 

そこには意味や目的があるだろう。はぐらかさずに教えろよと迫る。

 

 

「意味はないなぁ。桂さんのお仕置きが厳しいみたいだから甘える場所があってもいいじゃないか。

まぁ理由があるとしたらそれぐらい。」

 

 

「それなら俺が甘えさせるから九一がそうする必要はない。」

 

 

余計な事はしてくれるなと一睨み。それには入江も分かったよと肩をすくめて笑った。

殺意に近い怒りを残して吉田は部屋を後にした。

 

 

「稔麿真面目だからなぁ。卑怯な手も使わないと。」

 

 

妖しく笑いながら呟いて。吉田の居た場所を見つめた。

 

 

 

 

 

 

「三津さん……その額……。」

 

 

お茶を淹れに来た三津を見てアヤメが唖然としながら指を差した。

 

 

「やってしまいました……。」

 

 

「それは桂様も内心穏やかや無いですよ。」

 

 

腫れ上がった部分は青紫に変色していて,流石にサヤも溜息をついた。

サヤの溜息には三津も気持ちがへこんだ。

 

 

「久坂さんに手当はしてもらってるんで!」

 

 

「しましたけどこれ付けといてください。」

 

 

音もなく現れた久坂が後ろから抱きしめるように三津を捕獲し額に貼り薬を施した。ずれないように手拭いも巻いた。

 

 

「わわっ!ビックリしたぁ。ありがとうございます兄上。」

 

 

顔を上げて上から覗き込んでいた久坂に満面の笑みを向けた。

 

 

「何かあれば悲鳴上げるんだよ。助けが来るから。」

 

 

久坂は三津の頭をふわりと撫でてから台所を出た。

三津は元気をもらって嬉しさを全面に出しながら縁側に向かうと,

 

 

「おっ。」

 

 

「あっ。」

 

 

自分と同じように貼り薬をつけられた高杉。

 

 

「お揃いですね。」

 

 

「そうやな。」

 

 

二人でぷっと吹き出して互いの姿を笑いあった。

それから縁側に腰を下ろしてお茶を啜った。

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